体が疲れやすい・学校や会社に行きたくない(不登校)・眠りが浅い・身体が冷える(冷え症)等のメンタルケアやリンパスポーツマッサージ

被災地を訪れて。 パート1

 5月19日、教職を目指して頑張っている、大学の生徒たち7人を連れて、東日本大震災で大変な被害に見舞われた岩手県の大槌町へ、ボランティアで復旧のお手伝いに行ってきた。
 
 東北自動車道、北上ICを降り、カーナビに案内をされながら、遠野市に入った。とても緑が豊かで、山の麓を流れる川の脇には桜の木が立ち並び、田んぼは田植えを終えた人たちがタオルで汗をぬぐい、どこをみても美しい光景に、夜中の1時過ぎに太田市を出発してから、ここまで7時間以上運転してきた疲れが一気に飛んだ。
 遠野市といえば、宮沢賢治もこよなく愛し、そして河童伝説でも知られる町だ。いたる所に河童のキャラクターが道案内や、お店の宣伝看板にさりげなく画かれていて、市民の河童のキャラクターに対する意識が浸透していて、とにかくどこを見ても新鮮で、心が和んだ。

 美しい光景を眺めながらホッとしているのもつかの間、ある工場の敷地にがれきの山が見えてきた。ナビを確認すると、すでにそこは釜石市内の工場だった。痛ましいがれきの山を見ながら言葉を失い、さらに目の前に飛び込んできた光景に、「うそだろ?」と、思わず発してしまった声に、それまで雑談にはなをさかせていた後部席の生徒たちから会話がなくなった。「街がない・・。」そのひと言。
 信号機は津波で流されてしまったので、警察官が手信号で誘導。ナビの案内が目標点とするポイント箇所が全て失くなっている。がれきをかき分け、とりあえず車が通れるように道は確保されているが、それ以外はどこを見てもただただ、がれきの山・・。

 数分前に見てきた、遠野市の美しい光景とは全く違う光景に、自分を含め車内のみんなの心の整理がつかないまま、大槌町に向かった・・。