開業のコラムColumn

開業形態のメリット、デメリット

こんにちは、歯科開業支援、コンサルティングのMedical support partner山本裕次郎です。

開業には居抜き開業、テナント開業、借地開業、土地購入開業、医院継承開業とあります。

どんな違いがあるのかを聞かれることが要あります。そこで何が自分に合っているのかを考えて頂くきっかけになるようにメリット、デメリットをお伝えしていきます。

 

・歯科医院の居抜き開業

メリット

料金がかからない(歯科機材、建築費、採用、HPなどをそのまま使うなら)

開業するまでに時間がかからない

スタッフがそのまま働いてくれる可能性もある

患者さんが既にいる

 

デメリット

歯科機材が古い(医院も古い所が多い)

自分の医院をデザイン設計できない

前医院の癖が抜けない

患者さんが前先生のやり方を好んでいる

 

・テナント開業

メリット

建築費が抑えられる(内装費のみでOK、コンビニ跡など別)

駅前でも開業しやすい

賃料は経費計上

スタッフが通勤しやすい、確保しやすい(求人に強い)

賃貸の更新は借りる期限がない(ビルinのみ)

 

デメリット

駐車場がとりにくい(コンビニ跡などは別)

形が決まっている(テナントの形)

視認性が悪い(コンビニ跡などは別)

増築ができない 

空家賃が発生 

返済が短い(15年くらいが一般的)借地などは20年以上

 

・借地開業

メリット

好きな場所が選べる

好きなデザイン設計ができる(駐車場もとれる)

賃料が経費計上できる

建物を建てれる(視認性がある、増築可能)

返済期間も長い

 

デメリット

費用がかかる(建物の費用、造成、開発などがプラスになる)

土地、水道、地盤、都市計画などの問題

住宅を兼用できない(地震保険は入れない)

期間限定(20年~30年が一般的) 

更地戻しが必要(契約終了後建物を解体する必要がある)

 

・土地購入開業

メリット

好きな場所が選べる 

建物を建てれる(視認性良い)

好きなデザイン設計ができる(駐車場もとれる)

ずっと自分の土地と建物で安心

土地が資産になる(用途地域にもなります)

住居も造れる(調整区域は×住宅ローンが使える、土地を担保に出来るので借り入れにも有利になることもある)

 

デメリット

費用がかかる(土地の費用がプラス、返済が大変)

初期投資が高くなる

土地の購入は経費にならない

土地、水道、地盤、都市計画などの問題

税金が多い(土地、建物など)

他に移りにくい

 

・医院継承開業(親子継承)のメリット

メリット

大先生の跡を継げる(親孝行)

生まれ育ったところで診療できる(地域貢献)

スタッフが既にいる

患者さんがいる状態でスタートできる(資金もある)

移転も可能

 

デメリット

大先生と考え方が合わない

場所と建物が決まっている(建替えが必要)

歯科機材も古い

若先生が戻ってきたことを知ってもらうのに時間がかかる

 

細かくお伝えするともっと多くのことがあります。先生の目的に対して何がベストなのかはしっかりとお話させて頂きますので、お気軽にお問い合わせください。

 

Medical support partner株式会社 山本裕次郎

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