開業のコラムColumn

開業資金借入の返済シミュレーション

こんにちは、歯科開業支援、コンサルティングのMedical support partner山本裕次郎です。

コラムにも掲載いたしましたが開業資金は開業するにあたり大きな問題となります。7000万の借入も1億を超える借入も開業形態、規模、導入するものによって変わります。開業はほとんどの方が借入が必要になります。その借入がどのくらいの返済なのか質問されることも多いので、その簡単シミュレーション方法をお伝え致します。

本来ならば事業計画を組んで患者さんの来院数、平均単価、自費率、診療日数から売上を出して、変動費と言われる材料技工費を差し引いて人件費や固定費を引いて利益を出して返済が可能なのかなどを見ていくことが必要なのですが、返済額だけ知りたいという方にはこちらがお勧めです。

先ずは携帯のアプリでローン計算アプリをダウンロードしてください。そのアプリを使いシミュレーションしていきます。

先ずは借入額を入力します。いくらか分からない方はこちらを参考にしてください。

テナント開業であれば7000万~8000万、借地開業であれば9000万~1億円、土地購入開業であれば1億4000万~5000万くらいを借入額に入れてください。この金額は参考値のため正確な数字ではありませんのでご了承ください。

次に金利の入力です。地域によって異なることが多いので税理士さんや先輩などに聞いて頂くと参考数字が出ると思います。ここでは変動金利1%と仮定します。そのため金利には1%と入力してください。

そして返済年数を入力となります。一般的にはテナント開業であれば15年返済、借地開業であれば20年返済、土地購入開業であれば20年~25年返済という年数になります。返済期間には据え置き期間というものがあり、売上を安定させる期間として1年から2年の据え置き期間となるので1年据え置きの場合はテナントは14年返済という形になります。

出来る限り長く返済期間を設けて頂けるのであれば、その方が返済金も短くなり気持ちも楽になります。

このようなことを踏まえて返済の年数を入力して頂くと毎月の返済金額が出てきます。その金額を経費として支払うのではなく、利益(収入)から返済をしていくという形になりますので、アプリから簡単に計算できるので返済金額のシミュレーションい役立ててください。

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